足が太くなる、注意したい食べ物って?
女性が肥満するとき、下半身、中でも脚が太くなることが一般的です。
その原因はむくみです。
ですから、 「食べ物を気をつけて脚が太くなるのを予防する・解消する」というのは、ほとんど、「食べ物でむくみを予防する・解消する」というのと同じです。
もう一つの原因に、骨盤のゆがみがあります。
骨盤のゆがみと食べ物には直接の関係はありません。
ですが、骨盤がゆがむと同時に血液やリンパの流れも悪くなっています。「全身でむくみが起きやすくなる」ということです。これが一層骨盤のゆがみによる脚の肥満を悪化させます。
ですから、骨盤のゆがみの場合であっても、むくみを取るということを目標にして、食べ物を工夫したほうがいいのです。
目次
1.脚が太りやすい理由
1-1.むくみが原因の肥満にはむくみ対策の食べ物を
1-2.骨盤のゆがみの場合は骨盤矯正と食事改善の両方
2.脚を太くする食べ物の特徴
2-1.カロリーが高い
2-2.塩分(ナトリウム)が多い
2-3.添加物が多い
2-4.体を冷やす
3.脚を細くする食べ物
3-1.便秘を防ぐ
3-2.血行がよくなる
3-3.代謝がよくなる
3-4.カリウムが多い(利尿作用がある)
4.肥満と食事習慣
4-1.よくかんで食べる
4-2.食事時間・量を守る
4-3.寝る直前の夕食はダメ
4-4.外食よりは自炊
1.脚が太りやすい理由
1-1.むくみが原因の肥満にはむくみ対策の食べ物を
女性の脚は特にむくみやすい部位です。
むくみの正体はリンパ(リンパ液)です。これが皮膚の下で動かず、そこに普通よりも多くの量がたまっています。
その中には脂肪(血中脂肪)や老廃物が溶け込んでいます。これらが体脂肪の材料になってしまうのです。
ですから、むくみが起こらないような食材を選んだり、むくみが起きない食べ方をすれば、脚の肥満も防げます。
1-2.骨盤のゆがみの場合は骨盤矯正と食事改善の両方
むくみの次に脚が太くなる原因として、骨盤のゆがみがあります。
骨盤がゆがむとその中にある内蔵の位置もずれ、血管やリンパ管が圧迫されます。細胞への脂肪(血中脂肪)の受け渡しや、老廃物の排除がうまくいかなくなります。
これは全身に影響します。体中で体脂肪が付きやすくなります。
また、骨盤がゆがむと、脚へもすっきりとは体重がのりません。重くかかる部分には筋肉が付きます。反対サイドにはむくみが起きて、やがて体脂肪に変わります。
これらの結果、太くて曲がった脚ができてしまうのです。
もちろん、対策としてまず考えることは骨盤のゆがみを直すことです。
それと同時に、血液やリンパの流れをよくすれば、脚だけではなく、全身の肥満も軽くすることができます。
やはり、食材の選び方・食べ方が大事ということです。
2.脚を太くしてしまう食べ物の特徴
2-1.カロリーが高い
肥満の原因としてたくさんのものが上げられます。ですが、
ほとんどはカロリーオーバーです。
ビタミンやミネラルなどの栄養素は、取り過ぎても尿や汗に混ざって、体の外に出されます。一方、カロリー自然排出はされません。取り過ぎた分は体脂肪に形を変えて、全部体に蓄えてしまいます。
カロリーが高い食べ物は、なんといっても肉類や揚げ物です。女性が好きなスイーツも要注意ですね。
2-2.塩分(ナトリウム)が多い
食事で塩分を取り過ぎると、血液までナトリウム(塩分)が濃くなります。それを薄めるために、血液の水分量が増えます。これがむくみにつながってしまうのです。
塩分が多いのは、梅干、佃煮、漬物、味噌などです。もちろん、醤油やソースといった調味料にもたくさん含まれています。日ごろから薄味を心がけたいところです。
2-3.添加物が多い
添加物とは保存料、着色料、殺菌料、香料、PH調整料などをいいます。化学調味料もこれに含めて考えましょう。
これらは一応の安全が確認されて、使用が許可されています。ですが、体の中に入ると、細胞の活動が低下するなどの悪影響があります。
細胞の活動が低下すると、エネルギーの消費量も減ります。これでカロリーオーバーが起きてしまうのです。
ハム・ソーセージなど加工食品は全体的に警戒したほうがいいです。安いものは、特にたくさん使われていることが多いです。
また、コンビニ弁当には、どの食材といわず、いろいろな形で使われています。
盲点になりがちなのは、スナック菓子やドリンク類です。添加物はこちらにも使われています。ダメージも朝食・昼食・夕食になるものと変わりません。同様に注意しましょう。
2-4.体を冷やす
冷蔵庫で冷やしたり、氷を混ぜてあるものは、それを胃の中に入れるだけで、体を冷やします。アイスクリーム、かき氷、ジュース類は典型ですね。
これで血行が悪くなります。
また、体を冷やす(体温を下げる)成分が含まれている食べ物もあります。
トマト、レタス、キャベツ、キュウリ、オレンジ、スイカなど夏の野菜や果物に多いです。
ビタミンやミネラルが豊富なものもありますので、全部を避けるわけにもいきません。もし可能ならば、温めて食べるようにしましょう。
白砂糖も体温を下げます。多くのお菓子やスイーツで使われています。甘いものはほどほどにしておきましょう。
3.脚を細くする食べ物
3-1.便秘を防ぐ
腸の中の古い便からは毒素が発生します。この毒素は血液に入り、やがて全身に運ばれます。
体中の細胞が毒素によりダメージを受け、活動が低下します。ちょうど添加物の多い食べ物をとったのと同じような状況です。消費するエネルギー量も減ってしまうのです。
逆に考えれば、便秘を防ぐことが肥満を防ぎ、脚を細くすることになります。
便秘を防ぐことのできる食材には、海藻類、イモ類など食物繊維の多いものがあります。腸内での便の体積を保つことで、腸を刺激し、便意を起こさせるのです。
また、ビフィズス菌、乳酸菌など善玉菌と呼ばれる菌類は、腸内の環境を整えることで、便秘を防いでくれます。ヨーグルトなどの食材の中で、これらが生きたまま腸内に届くように工夫されたものをとるといいでしょう。
3-2.血行がよくなる
リンパの元になる体液はもともと血液の一部です。これが動脈から浸み出すと、リンパと呼ばれるようになります。
組織内を通ったリンパは今度はリンパ管の中に入ります。リンパ管は最後は静脈につながっています。リンパは血液の中に戻っていくのです。
ですから、血行が盛んであれば、リンパもスムーズに動きます。リンパがスムーズに動けば、むくみが起きず、体脂肪もできにくくなるわけです。
血行がよくなる食べ物は、ショウガ、トウガラシなど体がホカホカしてくるものです。体がホカホカしているということこそが、血行がよくなっている証拠でもあります。
同じ飲み物・食べ物でも、冷たくしてとると血行を悪くし、暖かくしてとると血行をよくします。
また、ニンニクや青魚などは、血液がサラサラになり、血管の中を流れやすくなることで、血行をよくします。
3-3.代謝がよくなる
「代謝がよくなる」とは、言い換えると、「細胞が盛んに活動する」ということです。エネルギーの消費が増えるので、肥満解消にも効果があります。
ショウガやトウガラシなどの血行がよくなる食べ物は、同時に代謝もアップさせる作用があります。細胞に活動に必要な栄養素がどんどん送り届けられる、ということでもありますから。
また、抗酸化作用のある食材をとるのもいいでしょう。抗酸化とは、「細胞の老化を防ぎ、活動の盛んな状態を保つ」ということです。もちろん、エネルギーの消費も保たれます。
抗酸化作用のある成分としてはビタミンCやポリフェノールが代表です。これらをたくさん含んでいる食べ物としては、新鮮な野菜や果物、赤ワインなどがあります。
3-4.カリウムが多い(利尿作用がある)
先に見たように、血液中のナトリウム(塩分)の濃度が高いと、それを薄めるために血液中に水分を取り込んでしまいます。これがむくみの元になります。
カリウムはこのナトリウムの排出を促します。つまり、カリウムのたくさん含まれた食材を取れば、体内のナトリウムの濃度も低くなります。
この余分なナトリウムは主に尿に混じって排出されます。つまり、「カリウムが多い」とは、「利尿作用がある」ということでもあります。
カリウムがたくさん含まれているのは、野菜ではサツマイモ、ホウレンソウ、パセリ、大豆など、果物ではアボカド、キウイ、メロンなどです。
4.肥満と食事習慣
肥満を防ぎ、脚を細くするには、何を食べるかだけではなく、どのように食べるかも大事です。
4-1.よくかんで食べる
よくかむことで、食べ物が小さくなり胃腸の負担を減らします。また、唾液が十分に分泌されますので、この意味でも消化が進みます。
逆に十分に消化ができていない食物が腸内にあると、そこから毒素が発生します。これが吸収されて血液に混じり、細胞の活動を妨げてしまうのは、便秘の場合と同じです。
4-2.食事時間・量を守る
朝食や昼食を抜くことがあるかと思えば、今度はドカ食いするというのはやめましょう。体の方で「次にエネルギーや栄養素がとれるのはいつかわからない」と判断し、少しでも余分があると、その時のためにためこもうとします。
そのためこんだ分が体脂肪となるのです。
ですから、食事は三食欠かさず、しかも毎日同じ時間にとるようにしなければいけません。
4-3.寝る直前の夕食はダメ
夜寝る直前に食事をすると、簡単に体脂肪に化けてしまいます。せっかく取ったエネルギーもほとんど消費することがなく、そのままため込むことになってしまうからです。
少なくとも寝る2時間前までには夕食を終えているようにしましょう。
4-4.外食よりは自炊
本当に肥満を解消し、脚を細くしたいのであれば、外食は少なくしたほうがいいでしょう。
食堂のランチのメニューは、揚げ物や味の濃いものが多いです。しかも、野菜も十分ではありません。さらにコンビニ弁当ともなると、食品添加物が多くなります。
これらの特徴は、いずれもむくみを引き起こし、細胞の消費エネルギーの減少につながるものばかりです。
しかも原料に何が使われているかも十分にはわかりません。
食べ物で脚を細くしたいのであれば、自分自身や家族がチェックした食材を使い・調理した食事をとるようにしなければいけません。
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足やせにダメな食べ物
これを食べたら足だけが太くなった・・・という食べ物は実のところありません。
つまり、一般的なダイエットや肥満防止と同じ考え方でまずは大丈夫です。きちんと日頃から食生活に気をつけることが、そのまま脚を太くしないことにつながっていきます。
塩分
まず、気をつけることは塩分です。塩分をとり過ぎると、血中のナトリウム濃度が高くなります。それを解消するために、血液中に水分を取り込むように体が働きます。これはつまりむくみを誘っていることになります。
とくに脚が太りやすいのは、このむくみがほかの部位よりも脚に出やすいからです。これはひとつには心臓から遠いことで、血液やリンパ液が動かしにくいこと、また、重力のせいでやはり血液などが下がってくることによります。
体を冷やすような食物
これに関係する理由から、体を冷やすような食物もやめたほうがいいでしょう。冷えた飲み物、冷たい食べ物は当然です。
また、レタス、キュウリなど、夏野菜の中には体を冷やすようなものもあります。気をつけましょう。
太りすぎを防いでくれる食べ物は?
利尿作用のあるもの
逆に肥満を防止できるような食べ物は、利尿作用のあるもの。体を温めるものなどです。
ネギ、ニンニク、ショウガ、トウガラシなどがこれに当たります。
代謝をアップさせるもの
また、代謝をアップさせるものも積極的にとりたいところです。
納豆、豆腐、豚肉、海藻類などはビタミンB群が豊富で、この面から助けてくれます。
食物繊維の多いもの
また、食物繊維の多いものをたっぷりとって、便秘を防ぐことも大事です。と言うのは、古い便に発生した毒素はやがて血液にも混じるようになり、全身に運ばれます。これもまた、代謝を悪化させるのです。
食材としてはイモ類、豆類、海藻類などが食物繊維をたくさん含んでいます。
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